嘆かわしい世界

ムハンマドを諷刺画にしたことでイスラム圏が怒っている。
ヨーロッパには言論の自由を主張している。
信じているものを侮辱されるのは耐えがたいことだし、言論の自由とはいえ敬意をもってしかるべきだと思う。また、侮辱されたとはいえ暴力によって自分たちの言を通すことは賢明な処置とは思えない。
これだけに多文化の交流が否応もなくかわされる現代で一番必要なことは寛容なことだと思う。その寛容を育てる土壌のひとつが敬意であるように思う。
いきすぎた言論の自由は暴力であるし、冷静さを失った信仰も暴力である。